MEMBERS
所長
加藤文元加藤文元教授は1997年1月に京都大学で博士(理学)を取得し、九州大学助手、京都大学准教授、熊本大学教授、東京工業大学教授を歴任してきました。専門は代数幾何学および数論幾何学、特にリジッド幾何学(非アルキメデス的幾何学)で、長年に渡りその基礎付けの仕事に携わってきました。IUT理論の創始者である望月新一教授とは昔からの友人であり、6年間にわたる望月教授との2人だけのセミナーを通じて、IUT理論誕生の現場を目撃してきました。加藤教授の趣味はピアノと合唱で、京大の学生時代にはプロの指揮者に師事して斎藤流の指揮法を学んでいたほどの音楽好きです。
副所長
イヴァン・フェセンコイヴァン・フェセンコ教授は、1979年のロシア高校数学オリンピックの優勝者であり、1992年にはサンクトペテルブルク数学協会賞を受賞しました。 サンクトペテルブルク大学(ロシア)とノッティンガム大学(英国)で教授を歴任しました。 現在、ウォーリック大学の特任教授および清華大学(中国)の客員教授でもあります。 彼はIUT理論に関する4つの国際ワークショップを共同主催し、IUT理論に関するいくつかのレビューを執筆しました。また、望月新一および他の3人の共著者との共著で、IUT理論の拡張および実効的なabc不等式、およびフェルマーの最終定理の新しい証明に関する共同論文に貢献しました。
事務スタッフ
高木 章子
テクニカルスタッフ
瀬下 大輔テクニカルスタッフ
中澤 俊彦